最後の審判判定用のパーツ案
前回
uso-800-plus-alpha.hatenablog.com
参考元
今回:公開メモ帳
試作回
ちゃんと書く回があるのか無いのか。
基本設定
EXPTIME論文でよい(かどうか検討してない)
追加設定
攻方変数変更時に、同一局面達成ならば攻方負け
受方変数変更時に、同一局面達成ならば受方負け
考えること
攻方変数変更部分
→自動で連続王手の千日手になるので、たぶん大丈夫。
逆にあまりいじらないほうがいいかも。
受方変数変更部分
→最後の審判が審判される瞬間に初めて同一局面を達成しなければならない。
(それ以前に同一局面になってはいけない)
試作品がこちら
攻方変数変更部から受方変数変更部へ
想定手順
2七龍、4八玉で、次は9九の龍で王手を掛ける必要がありますが、残念ながら次の手が非限定です。
つまり、9八龍(下図)
or
8八龍(下図)
※合駒は出来ないと仮定します。
以下、3九玉、2九龍、4十玉、4九龍、3十一玉、
4十一龍、2十二玉、3十二龍、1十二玉、2十二龍・・・で
こんな感じ。
or
受方変数変更部から攻方変数変更部へ
or
想定手順
16十三龍、14十二玉、15十二龍、13十一玉、
14十一龍、12十玉、13十龍、11九玉で、
9八か8八にいる龍で王手を掛ける必要がありますが、残念ながらまたも次の手が非限定です。
すなわち、8九龍、9九歩合(下図)
or
7九龍、9九歩合(下図)
※歩合以外は出来ないものと仮定します。
※合駒をしないと、三段目に龍を転回する手がある
で、同龍
この瞬間、龍位置の非限定が消滅します。
以下、12八玉、13八龍、11七玉、11八龍、12六玉、
12七龍、13五玉、13六龍、14四玉、14五龍、15三玉、
14三龍、16四玉、16三龍、17五玉、16五龍・・・
でこんな感じ。
残念ながら発生した非限定が悪さをするので、受方が変数を操作している間は連続王手の千日手にはならず、合流した先(※9九歩合、同龍の瞬間)で千日手判定されるはずです。
さらに、連続王手の千日手が完成する直前の龍位置を8九になるように調整すれば、9九歩合に対して同龍と取るしかない状況を作ることができます。
(※7九龍だと、8九王と逃げる手が生じる)
したがって、上手く調整すれば、ここで最後の審判が下されます。
ちなみに、攻方が変数を操作している間は、非限定が生じない局面になっているので、通常どおり連続王手の千日手判定される・・・・・・と思います。
機能的にはこれでいけると思うので、最後の審判入り一般化詰将棋問題はEXPSPACE困難なんだと思います。さらに、EXPSPACEに属するらしいので、EXPSPACE完全なんだと思います。
っていうのをちゃんと論じるのは面倒なんだろうな・・・
※この局面は自玉に必死が掛かっている訳ではない(と思う)ので、このまま一般化将棋に適用は出来ません。11十二に受方角を置く、8一や9五あたりの受方香軍団を龍軍団にするとかで必死にできるような気もします。
(追記)
機能に関わる不完全を見つけました・・・影響範囲がよく分かりません・・・
補正した本編